三宅島に体育館を改築した大型クライミングジムがオープン
廃校の体育館を4200万円をかけて改装
朝日新聞の記事によると、三宅島に大型クライミングジムがオープンするようです。
（画像引用：朝日新聞）
このジムは廃校になった学校の体育館を再利用したもの。2011年に島民向けの運動施設として、体育館に最初の壁が作られました。以来、会員は200人を超える人気の施設になったとのこと。
復興イベントの一環で島に来たクライマーが溶岩でできた岸壁でクライミングを教え、村は１１年、旧坪田中学校の体育館に壁を作った。島外の人にも楽しんでもらおうと、さらに約４２００万円をかけ、３倍近くに広げる。
（引用：朝日新聞）
ボルダリング7面、リード6面を備える大型施設
今回、新たに4200万円を投資しリード壁などを増築。3倍の規模に広げて島外の利用者にも開放する計画とのことです。壁立ては飯山組、セットは松島暁人さんらプロセットが行っています。高さは15mと東京・中之島にあるpump2のTSUNAMIと同規模。完成すれば国内最大クラスの壁となりそうです。
ボルダリングの７面とロープで安全を確保して登るリードの６面ができ、国内最大規模の施設となる。完成は３月半ばの予定だ。
（引用：朝日新聞）
三宅島が新エリアとしてクライマーの注目を集める
三宅島は比較的新しいエリアで、2010年頃より地元のクライマーが山野井泰史さんら共に開拓を進めていました。現地を訪れたクライマーがSNSなどでシェアしたことや、2014年4月には山野井さんや尾川智子さんらによるトポが公開されたこともあり、今もっともクライマーの視線を集めるエリアの１つとなっています。
三宅島は海岸沿いの地形のためクラックやボルダリングが主体ですが、今回のジムのオープンにより、様々な遊び方できるエリアとなりそうです。
参考記事：
■廃校の体育館に巨大な壁、クライミング用に準備 三宅島
http://www.asahi.com/articles/ASHC35WM9HC3UTIL01R.html
■三宅島クライミングネット
http://miyakeclimbing.blog45.fc2.com/